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ブリヂストン美術館の休館前の最終日 [◇美術館・科学館]

2015年5月17日。日曜日。ブリジストン美術館は大変な混雑でした。
翌18日から、ブリジストン美術館がビル立替のため休館するからです。

だいたい混んでることが無かったブリジストン美術館でしたが(^^;)、
ぐるっとパスで無料で入館できることと、展示替がわりと早いこと、
名作が多いこと、などあって、よく訪問した美術館の一つです。

教科書に掲載されているようなピカソ、ゴッホなど、多くの名作を保有しています。
ここブリジストン美術館は、ブリジストンの社長である石橋さんの、
日本の子どもたちが身近に良い絵画をみれるようにと、
海外からいろいろな作家の作品を購入し、
教科書などへの写真掲載も積極的だったという歴史があります。

よくある美術館の方向性としては、
シャガールやルオーなど、一人の、もしくは数人の絵画を継続購入していたり、
日本画掛け軸というようにジャンルを有る程度固定して所蔵品を積み重ねていく方法が
一般的と思います。

企画展示で、「モネ展」のように、同じ人の作品を、
その作家の人生と重ねて見ていくのが、見る方も見せる方も
安心感がありますしね。

しかし、ブリジストンは少し違った美術館です。
名作を数点づつ展示する、教科書を見ているような展示方法が多く、
見る側にすれば、いろいろ見られるけれど、何を見ているのかわかりにくい、
ある意味雑多な感覚があり、好みがわかれるところかな、と思います。

それも、もともとの美術品の購入動機を考えれば、当然の結果なわけですね。

さて、休館前の最後の展示は「ベスト・オブ・ベスト」。
(^^)まさに、そういう感じの、渾身の作品群でした。
いやぁ、行ってよかったー。

しかし、ブリジストン美術館としてはありえないほどの混雑で
(Bumkamuraでルノアール展とか開催されれば、このくらいの混雑かなって感じの。
上野でフェルメール真珠の耳飾りの少女を見るためのたぶん1/5くらいの混雑)、
さすが最終日賑わいがありました。

今回の改装はビルの建て直しとなりそうです。
新しいブリジストン美術館を楽しみにしています。

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