(アニメ映画)スカイ・クロラ(押井守監督作品)

何度も言うようですが、デートで映画は滅多に行かないのです。
映画を見ている間は、二人でいても、一人でいるようなものだし、もともと重めの映画が好きだから、映画を見たあと「ＸＸのところが笑っちゃったね！」というように二人の楽しい話題になるようなことが少ないんですね。

それでも、時々は映画を見に行くことになります。「見たい！」と、どっちかが思った映画。

今回のそれは「スカイ・クロラ」です。
押井守のアニメ。あーるくんは「難解で、よくわからない。」と言うけれども、はなちゃんは押井守のアニメ映画が大好きなのです！！



やっぱり、見に行ってよかった～～！面白かった！！

最初は細い糸が絡まりあっていてよくわからない上に視界も悪い。でも、時間がたつとともに、その糸が少しずつ解けていき、視界がクリアになっていく・・・・そして、なにかキレの悪い、しこりが残るようなエンディング。
この爽快感と不快感の両方を２時間という限られた時間に体験できる、押井守の作品が、はなちゃんは大好きなのです！！

甲殻機動隊、イノセンスに引き続き、相変わらず画像と音響には凝っていると思います。
と・こ・ろ・が・・・・、マイナー映画のせいか、大規模スクリーンのある映画館ではあまりやってくれなくて、小さめの映画館でしょぼく見ることになるのが、本当に残念な作品です。

押井守のアニメを見る人は、やっぱり、できるだけ大きなスクリーンのある、音響の良い映画館を選んで行ってくださいね。ＩＭＡＸシアターとミニシアターの両方でイノセンスを見たのですが、もうそのスケールとインパクトが全然違いましたから！

ネタばれになるので、中身にはふれません。
でも、押井守はやっぱいい！ということと、デートで見ると、見終わった後ちょっと頭の中が混乱して、二人は無口で歩くことになっちゃうよ、ということだけ言っておきましょう。